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「古都祝奈良」のために川俣正が選んだ場所は、かつての大安寺の境内で、七重塔がそびえ立っていたとされる跡地でした。「今回のプロジェクトでは、奈良に以前建てられた塔を自分なりに解釈して、新たな塔を建てることを考えました」と川俣は語ります。新たな塔は、大陸から寺院建築が伝わった当時から現在まで使われている丸太足場の技術を用い、奈良県産材の丸太を使用。遠い先人が建てた塔のスケールに想いを馳せ、約22メートルの塔が立てられます。(古都祝奈良コンセプト・ブックより抜粋)